8月4日(日)にみんなの学び舎「天体望遠鏡で観察!夏の大三角形と天の川の名所めぐり」が開催されました。
講師は、アマチュア天文ファン50年以上という長澤正昭さん。
旧網代小学校の校庭に天体望遠鏡を並べて夏の星座を観察するということで、親子連れや網代に移住した若い人など、約20人の方が参加し、大盛況でした。
最初に教室で、観察する星座や注目したい星の説明を長澤さんから受けました。
星や星座の見つけ方、今まさに爆発しようとしているという星の話などを聞き、早く実際に望遠鏡を覗いてみたい!という気持ちが高まります。
その後、長澤さんの娘さんが作成した星座クイズにみんなで挑戦。難易度の高い問題もあって、みなさん苦戦しながらも、相談しながら楽しそうに取り組んでいました。
外が暗くなった頃、いよいよ校庭へ出て天体観測です。
長澤さんの特別な天体望遠鏡で見ると、星の色まではっきりわかります。
「天上の宝石」といわれるアルビレオや夏の星座を観察し、
子どもも大人も夢中になってあっという間の2時間でした。
電子ピアノの音楽が流れてきたと思ったら、なんと長澤さんの奥様が生演奏してくださっていました。ご家族みなさんで今回のイベントのためにご準備くださっていました。
講座の途中で長澤さんが「天体望遠鏡は何光年も旅をできる宇宙船」とおっしゃっていました。
いま私たちが見ている星の輝きは、何光年という長い時間をかけて届いてきたものなんですね。
肉眼では見えないような、星の色や星雲などを見せてくれる天体望遠鏡は、まさに旅する宇宙船でした。
長澤さんの天体観測は各シーズンごとに年4回を予定しています。
次回は秋。
次の宇宙旅行も楽しみです。