網代では毎年7月19日20日に阿治古神社例大祭が行われます。
地元の人に聞くと、
一年でいちばん網代の人たちが活気づくんだそう。
夕方、どこからともなく練習の太鼓の音が聞こえてくるのが
夏らしく、どこか懐かしく心地よいのです。
今日は道の真ん中に
昨日までなかった門が出現していました。
お祭りに向けていろんな準備が始まっていて、
当日に向けてどんどんと気持ちも
盛り上がっていってるんだろうと想像すると、
こちらもワクワクしてきます。
このお祭り、始まりは戦国時代に遡り、
豊臣秀吉が小田原征伐をした時に
網代の漁民が船を出し協力したことが起源とされています。
お神輿を乗せた山車が町内を引き回されたり、
5つの山車で太鼓合戦があったり、
熱海市の無形文化財に指定されている鹿島踊りも見られる・・・
と、なんとも盛りだくさん。
私の地元は神奈川県の真ん中あたりの大きくない町ですが、
やっぱり夏にはお祭りがありました。
網代みたいに歴史があるようなものではなく、
小さいお神輿があって、
子供たちは軽トラの荷台に乗って太鼓を叩きながら町内を巡る
こじんまりとしたもの。
規模は違えど、太鼓の音を聞くと懐かしく感じるのは、
自分の地元にも小さいながらもお祭りがあったからなんでしょうね。
海を眺め太鼓の音を聞きながら、
ちょっとノスタルジックな気持ちで過ごす夕暮れです。
阿治古神社例大祭、楽しみです。